先週,心理学科の備品として購入して頂いたモーションキャプチャシステムが納品されました。
従来,撮影した動画からデジタイズしなくてはならないシステムを使用していましたが,今回は赤外線でオートトラッキングされるシステムとなります。
本学には,スポーツ健康学部の実験室に常設のバイコンシステムがありますが,今回はできれば学外での測定に用いたいという意向もあり,12台のカメラを比較的自由にセッティングできるものを選択しました。
もちろん,各カメラの画像に他のカメラからの赤外線が入り込んでしまうとまずいのですが,以前撮影をした能舞台や体育館,ステージなどでの撮影も可能です。
納品に際して,狭い部屋でデモンストレーションをして頂きましたが,機器の操作は非常に簡単で,測定データは従来使用していたソフトでも解析できるとのことで,使用に際しての新しい知識の習得は最低限で済みそうです。
ただ,どうやらフローリングの場所では光の反射がノイズとして写り込んでしまう可能性があるということで,何らかのシートやマットが必要になりそうですが,それもこれから徐々にトライ&エラーをしながら適したものを探していきたいと考えています。
宝の持ち腐れにならないように色々と活用して行きたいと考えていますが,測定時にはセッティングに時間がかかりそうなので,効率的な使用方法も確立していく必要がありそうです。
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